オバケの英語
オバケの英語
明川 哲也
この本を手にとった方はかなり幸せ者です今、アメリカ人の役者にスピーチ(発音)を教える先生に習っていますが、「Rの発音の仕方はこれが正しいのは分かるが、こんなに一つの音を出すのに労力がかかるようでは大変すぎる。もっと簡単にできる秘訣があるのではないか」などとよく分からない質問をして、先生を困惑させていました。主人公の話を読んで、私は間違っていなかった(つまり筋トレのように、繰り返し、訓練の問題であること)と思いました。どの音についての説明も、腑に落ちるものですが、ここまで自分で辿り着くには相当な時間がかかりました。渡米して何年も待たずにオバケに出会った主人公、日本にいながらこの本を手にとる方々には嫉妬を感じます。
おまけに舌、唇のポジショニングを説明してくれるものは数あるものの、その動きを文字での説明で再現できるように、ここまで精密に解説してくれるものには会ったことがありません。英語以外でも多々共感し、最後は泣けます。単に英語を上達させるんだ、ということでなく、やる気になります。