英語リスニングのお医者さん

英語リスニングのお医者さん
西蔭 浩子

やる気があれば。
著者に話を伺う機会があったので、CDに収録されている速さについて確認したところ、ネイティブが話す速度で読んでもらったとの事。日本で出版されている英語関係の本は日本人が聞き取りやすいようにゆっくり話しているそうです。

確かに内容も少しわかりにくい部分もあるし、難易度は高めですが、この一冊をこなせば確実に英語力が付いたといえるでしょう。

low risk, high return.

これ、難しいですよ
値段が手頃で、ページ数もそう多くなくCDも1枚。
ちょっと、やってみようかなという軽い考えから始めてみましたが、
正直言ってこれは難しいです。

要するに単語1個なら聞き取れても、文になると音がつながり、音のかたまりになってしまって聞き取れない。
それを8つのパターンに分け、それぞれに付き聞き取りのトレーニングする事が本書の趣旨です。

トレーニング用の文章は短いのですが、聞き取れないのです。
理由として考えられる事は
①滑舌の悪い外国人を使って
②特に聞き取りにくい文を(ですから文章が何となく不自然に感じますし、わかりにくい)
③とりわけ聞き取りにくい発音で
 文章を読んでいると思えるからです。

これに比べれば、CNNのキャスターは何と聞き取りやすい英語を話しているのだろうと思うくらいです。
 (内容を理解できるかどうかは別にして)

従って、このトレーニングを耐え抜けば、かなりのリスニング力が身に付く事でしょう。

ネイティブに聞いたら
まず自分で半分程実行してみました。その後イギリスのネイティブに聞いたところ、このCDはアメリカンであること、また表現もシンプルでなかったり、何か加えないと意味が通じなかったりと、1ページで何度も首をかしげていました。広いアメリカのことですから、いろんな表現をする人がいるとは思うので、多読ならぬ多聴?には向いているかも。量は多いのでお得感はあります。
あと、私の感想としては音の脱落や同化というものをはじめて知る人があの速さのリスニングについていけるのか疑問でした。